…年末年始が忙しいのは私も同じなんですよ! 今この時ぐらい休ませろコンチクショー!
という訳で。今回ほぼ禁じ手の。画像もアフィも貼らないという記事を。ひっさびさにやって
しまいます。や、一応必然性はあるのですが…私に関わる皆様が、大変怪しくは見えるものの
その実全てしっかりやってくれてるので。いちいち証拠をあげつらって評判を落とす必要が
ない、すべきではない、という状況が…嘘のような与太話だと思って頂ければ。
…アマゾンで。いつものようにゲームソフト買おうとしたんスよ。ちなみにいわゆる
マーケットプレイスという奴で。下請けからアマゾンを通して買う形になってまして。
それは。ある程度当たり前に起きることだと思うんですよ。そういう事故が起きました。
すなわち。
注文、支払(コンビニ+前の買い物の時に余ったアマゾンギフト券のポイント)を済ませ。
発送まで待ってたところ。2週間ぐらい待たされてある日突然アマゾンからメールが。
商品の発送を知らせるものではなく。
「在庫切れになって出すもんがなくなったから注文キャンセルします」
というもので。
そらぁ在庫管理もシステム化してても。タイムラグってあります。ある程度あると
思うんですよそういうことは。私も大人ですから。ちゃんと返金さえしてくれれば
文句は言いませんや。
…もちろん。返金についての言及はありました。しかして。まぁこれもありがちだと
思うのですが何とも分かり辛く。というのも。
集中して何とか読み取れた。自分に関係する部分とは。
「ポイントで支払った場合、同じくポイントとして返金する」
「カード以外で現金で払うような方法を取った場合、ポイントか振込の
どっちかになる」
※「になる」なのがポイント。「選べる」とは書いてない。
「振込の場合は振込先口座の情報をアマゾンのサービスセンターに連絡する
必要がある」
…微妙に分かり辛いんスよ。まず、こちらからアクションを起こすべきなのか。あるいは
こちらからアクションを起こすべきなのか。後者だとしてその方法は書いてないが、
待ってれば次にすべきことが連絡されるのか、それとも己が確認して動かねばいつまで
経っても返金されないのか。まぁ客が勝手に注文をキャンセルしたのであれば
後者-後者の組み合わせでしょうが今回は少なくとも私には一切落ち度ってない
ですからね。待ってていい状況だと思うんですよ。
それでも。ただの千円少々だったとしても。そらぁ損したくない。自衛行為としてね。
アマゾンのサイトぐらい見ますよ。
の。結果として。またも驚くべき文面を見まして。
まず私のID。ひょっとして勝手にポイント返しされてないか…と思って確認すると。
ポイントが。帰ってました。
…前回余剰分のポイント、数百円分だけ。現金で。コンビニレジで払った千円少々は
未返金のまんま。
…あれっ…? もしかして返金処理はされてる? で、完了して、アマゾンに責任がある
ポイントだけ帰って来た、って訳? じゃあ現金で払った分はどこ行ったの?
…どこ行ったか。調べるためにアマゾンの規約を見ます。返金について。ありました。
要約すると。
「マーケットプレイスの注文キャンセルとかその周りは取引先のあっちのルールに
従います。アマゾンは関知しないので夜露死苦」
…まぁぶっちゃけそんなこっちゃろうとは思ってたのですが。改めて見てみるとヘコむ
ものがあるなぁ…つまり何? ここに書いてない範囲はどこに責任があるかは一切問わず
全て客が下請けに問い合わせろ、と?
…まぁしゃあない。それが必要だってんなら…するかどうかはともかくとしてどうしなきゃ
いけないかはひとまず調べましょう。次に。注文履歴のキャンセル済注文から私が
買った下請け店舗の連絡先を調べる。
…電話番号と住所しかねぇ…! メールアドレスすらない…! は? 何? こっちと
しちゃそのまんまサイトから文字だけ入力して問い合わせできるーぐらいのつもりで
いたんだけど…しかも手段がこれではハードル高過ぎでしょう! だって電話なら
着歴が、郵便なら住所が(未発送の状態でアマゾンが伝えてる可能性はありますが)
相手側に伝わってしまうじゃない!
…この状況、凄まじく詐欺っぽく見えるんですよ。要は。初めから在庫なぞない商品を
掲載しといて。注文させて客の個人情報を抜き取る、と。返金の段にして口座番号を
要求、更にもたつくフリをして暗証番号を要求…最悪の図が頭の中に浮かびます…!
そうしたリスクが出てくれば、千数百円、諦めるしかありませんぜ…! これ以上
被害を広げないため、という考えは持たねばならないでしょう…!
…と憤懣遣る方ない思いでいて 数日後。アマゾンから残りの分のポイントの
コードがメールで来まして…
や、冷静に考えれば分かるんですよ。アマゾン下請け店にとって。限られた
環境下において。これがベストな返金方法だったというのは。全て終わった
今となってはむしろ適切な対応に感謝もするところですが。
…まずアマゾンのサイトから直接問い合わせられなかった理由。これは
単純にコストの問題でしょう。ああいう仕組みを作るのもただじゃないはず。
対してアマゾンの下請けなんて何万店舗あるか分かりません。それら全部に
対してんな仕組みを用意して。その分契約金を吊り上げて。それって
企業運営上現実的じゃないでしょう。
次に下請けがアドレスを掲載しなかった理由。これは分かりやすいですね。
対応上のコストとリスクから現実的ではないという判断です。んなもん用意
すれば金すら払ってない客から「明日にはうちに届けると約束しろ」みたいな
馬鹿みたいな問い合わせが無制限に来ることになります。受けた以上は
例え回答が「知るか! 掲載されてる内容で納得できなきゃ注文なんて
すんな馬鹿野郎!」(商取引上最小限の敬語化はする)だったとしても
最低1回は、何らかの方法で返答せねばならず。メールの返信が一番
楽ですが…それでも件数次第で専門の対応員を入れねばならず、コストは
商品価格に反映され…そもそも販売が現実的ではなくなる、という理屈です。
結果、電話番号と住所、という客が連絡するに際してリスクを負う
問い合わせ方法しかできない情報を、最低限アマゾンの規約を黙らせる
ために載せることになりますが…そういう姿が怪しく見える、というのは
あちらも自覚がある、ってことでしょうな。だからこそ、黙って、客側から
連絡を取る必要がないポイント返金、という方法を取る。賢明な判断です。
評価します。
ポイント支払い分と現金支払い分の返金にタイムラグが生じた、というのは
単純にアマゾンの事務処理手続きの都合でしょう。下請け契約として不利な
内容になるのは承知してるはずですからこの点は下請け店側にも多少の
責任はある訳ですが…その点の責任があるということは承知で店を使ってる
客たる私も同じです。
…という訳で。終わってみればありがちな、関わる全員が大体平等に責任を
負ってるトラブルが。あるべきように解決された、というだけ、驚くほどのことも
ないのですが。
…うーん、もうちょい何とかならんのか、と思う私はロートルなのだろうか…