…すんません素で間違えてました…さておき。
この2環境において。Unifyingレシーバを利用して
レシーバの差し替えなく2つのワイヤレスキーボードを
そのまま引っ張り出すだけで使うことができる、と
お話したかと。
ただ。これまでここを読んで頂いてた皆様であれば
当然とある疑問が浮かんで来ると思うのですよ。
すなわち。
あれ? お前メカニカルキーボード派じゃなかったっけ?
何でメンブレンなんて使ってんの? という…
まぁ確かに妥協の産物ではあります。現状ロジクールは
メカニカルキーボードを製造、販売してませんから当然
Unifyingレシーバ対応商品がないということ。またそもそも
メカニカルキーボード自体が…トレンドから言ってクラシックな
規格であり、通常のワイヤレスタイプですらほとんど存在しない
ということ。制約は確かにありました。
しかしながら。私とてただ漫然と選んだ訳ではないのですよ。この
2つ、Unifyingレシーバ対応製品の中で、可能な限り私の目的に合った
ものを選んだつもりです。
そもそも何故私がメカニカルキーボードというものにこだわるかと
言えば。理由はまぁこんなところです。「打鍵感が明確でミスタイプが
起き難い」「キー反発が強く高速で打っても耐える」と。その上で
上記のMK-520のキーボード部分と、K-340は…メンブレンなりに
一定の高い水準を満たしてるのですわ。
まずMK-520側をご覧頂きましょうかね。
…一目でお分かり頂けるかと思うのですがキー幅が広いのですよ。
もちろんそれだけスペースを食う、ということにもなりますが…
その辺は食卓で使うので無問題。このキーの幅が、ミスタイプを
減らしてくれる。
そしてK-340。
…ね? メンブレンにしてはかなり反発が強いのがお分かり
頂けるかと…また、決して強くはっきりある、という訳でもないのですが
ゴムのような独特の打鍵感があるのも魅力。
ちなみにMK-520の方はこんな感じ。
こちらも比較的キー反発が強い方で。
…以前EX-100の時もお話したかと思いますが…
現在の主流であるキーの構造企画、メンブレンですが
一般的には安価でキー反発が少なく、打鍵感が柔らかい
と言われています。しかし私が実際何品か買って検証した中では
この通説、前半はほぼ正しいものの後半は真っ赤な嘘、で。
正しくは「安価でキー反発、打鍵感は個体差のバラつきが非常に
大きい」というものです。
今メンブレンだとこんな価格帯のものからあります。
なお私が使ってるのは以下の通りと若干お高めで。
キーボードなんて消耗品、できるだけ安く済ませよう
と考える方が多いことは知ってます。それ自体間違いでは
ございませんがあいや待たれい。どんなキーボードでも
買う前に1回必ず触っておいた方がいいですぜ。
何せ上記の通り、こんだけのバラつきがありますから…
逆に言えばメカニカルのようなハードなタッチ感、
逆にパンタグラフのようなソフトなタッチ感がお好みで
しかしできれば安く済ませたいよなぁ、とお考えの方。
意外とメンブレンを触り分けてる内に意外とそんな
わがままを満たしてくれる一品を発見できるかも
知れませんぜ。
キー構造規格に関しては後々1回割いて語って
みようかと…まぁそのサワリとして、ということで。