今日のお話は保証特集です。一風変わった企画ですが。
そもそも何でんな変わった企画を行おうと思ったのか。
もちろんきっかけぐらいはあります。
懐かしい写真をお見せ致しますと。
…床にあるぐちゃぐちゃなケーブルはこの際無視して頂きたいのですが。
問題は上にあるXbox360です。
こいつが。かの有名なRed Ling of Deathを発症しまして…
Red Ling of Death。一体何なのかと申しますと。
Xbox360に非常に多く発生している故障症状です。
具体的にはハード起動中に、電源ランプが通常では点灯しない
赤色に点灯し、以降ハードの機動がほとんどできなくなってしまう…と
いう内容です。その点経験した人間としてもそっと詳しくお話しますと。
電源は点くんですよ。イジェクトボタンを押してディスクを取り出すことは
できました。ただゲームを読ませようとしても進まない。ゲームソフトが
起動しない、というのではなくどうやらOS…と言っていいものか。
Xbox360の起動ソフトが動かないのですな。
ネットでちょっと調べると入ってるディスクが損傷した例もあるんだとか。
メーカー公称では故障発生率は5%程度…と聞きますがこれが至極怪しい
数字のようで。見た限りでは全ハードの内約3分の1が1年以内に症状を
発症する、最終的な発生率は60%にも昇る、2年で5回も発症したハードもある…
やぁ出るわ出るわ不評が。まぁあくまでインターネット上の噂である、とお断り
して置きますがNE!
さて振り返り。実は私のXbox360、保証期間過ぎてるんですわ…
このRed Ling of Deathに関する限りマイクロソフトは購入から
2年以内であれば無償修理をしてくれるらしいですが
過ぎれば1万2千円強の代金となるとのこと。
にも関わらず。保証期間切れのXbox360。修理代金はかかりませんでした。
購入時に店頭保証をつけてたからです。
購入店はソフマップ。ここで購入商品の1割程度の価格を余計に
支払って店頭保証をつけると。購入から3年以内であれば
購入した価格の範囲内であれば何度でも修理代金を
肩代わりしてくれる、といったチート臭い保証が追加でつきまして。
その名もソフマップワランティ。
あぁ、もちろん短い文章で簡単に伝えるために詳細は大分端折って
いますよ。例外的な事態はいくらでもあると思いますしどうやら
現在では私が購入した時点の保証内容から結構大幅な改定が加えられて
いるらしいのであくまでそういう怪しい説明だと思ってこの文章を
読んで頂きたく、購入前によく店員の方にご確認頂きたいのですが。
少なくともこの私のRed Ling of Deathの場合
無料で直りました。それも2週間程度と結構早く。更に家まで取りに来て
くれました。
…ね? 馬鹿にならんでしょ? 私もちょっと前までは
保証なんで意味ねぇよ、要は壊さないように使えばいいんだろ
とか考えてたクチですが…今回のレッドリングといい己の注意では
回避できない故障症状もありますので。
そうそう。己の注意では回避できない故障症状、のお話しをもう1つ。
またちょっと古い写真を出しますが。
見て頂きたいのは2枚も買ったこのモニタです。
実はモニタ、結構特殊な商品でして。
ある故障症状に対しては一切のメーカー保障適用がなく
買った翌日だろうが何の対応もない、修理は受けてもらえれば
当たり前に有償になるし、そもそも「それ故障してないですね」と
受けてさえもらえないことすらあるのです。
すなわち、ドット抜け。
えぇ。画面の真ん中にポチっと、どう考えても出力されてる
画像を反映してない点(最悪点では済まずモニタを縦に
ブッ千切る線だったり親指の腹大の大穴だったり)があっても
メーカー、華麗にスルーです。メーカー側の言い分としては
「非常に精巧な品であるためそうしたムラが発生しないよう作るのは
不可能」と大体こんな理屈だったかと思うのですが…
画面の端ならともかく真ん中にあったりした日には目も当てられません。
…ちなみに上記内容ですがモニタを備えた製品である限り
全て対象であるようで。モニタ以外にもノートPC、テレビ
携帯電話…それらに対しても同様らしいです。
あぁ、この記事地上波デジタル放送全対応前に公開しておけば
よかった。
私も何度も確認しましたよ購入前に店員に。そら言いますよ
「最近は生産体制も整って来ててほとんどんなこたない」とは。
ただ。仮に正常品99、9%だったとしても、残りの0、1%を貴方が引けば
確率云々なぞ意味のないお話。
そこで。またも店頭保証の出番です。ソフマップ…も同様の保証があるのですが
正面のモニタは他の店で…確かTWO-TOPだったかと…で購入しました。
これも1割程度の上乗せで「家に持ち帰った時点でドット抜けが発見されたら
1週間以内に店頭に持ってくれば正常品と交換」というもの。メーカーではなく
店で保証してくれます。これで「掴まされる」可能性がニアバイ0%から
正真正銘の0%になるのならば…!
と思うのですがどうでしょうね。自分は大丈夫、と思える豪胆な人は1割惜しいと
思うかも知れませんし。
そして最後。これをご覧下さい。
母に譲った私の旧PCです。
ほとんどまともに動かなかったものを、初期化、メモリ増設で
まぁまぁ動くようになったとは初回更新の際にも申し上げましたが。
注目はこのメモリ。この交換の仕方なんかも触れたい
ところですが。どうやらメモリは相性、というものがあるらしく。
うっかり相性の悪いものを引いてしまうと最悪全く認識しない
という事態すら有り得るようなのですわ。
えぇ。もう阿呆のように繰り返してますがこれも1割程度上乗せすれば
保証がつきます。いざハメてみて認識しなかったら持って来れば
1週間以内に店頭に交換してくれる、と。
そしてこれも阿呆のような繰り返しになりますが
またソフマップで同様の保証があったのですな。でもこれも
ソフマップではなくツクモ電気で買ってます。
まぁ、何が言いたいのかと申しますと。
ソフマップ最高…!
…ではなく。こういうものって必ずしも安全、安心に買える
ものだけではないのですわ。うっかり運がないと結構な量の
資金が無駄になる。それを正真正銘安全、安心に買うための方法として
店頭保証というものがある、っていうのは覚えておいて損はないかと。
せっかく「保証」という単語が出て来たので触れとこうかな、と。
…これ。マイベストマウスMX-620です。
割とびっくりしたと思うんですよ。この価格に。マウス1個に
定価6千円、多くの店頭で割引してるとはいえ5千円弱とか。
デスクトップの初期装備やノートのタッチパッドを使っていらっしゃる方
からして見たら、ぶっちゃけた話本音はこうだと思うんですよ。
「どんだけ快適か知らんがたかだかマウス1個に5千円とかアホか」
…と。えぇ。私も初めはそうでした。でもね。このマウス、
保証期間って購入から5年もある(注1)んですよ。
ハイ。計算してみて下さい。電卓取り出さなくていいよ大雑把で。
これだけの期間できっちり減価償却するとして(注2)
1年で千円以下、月頭80円以下、日割で計算すれば
1日頭3円弱と。
…ね? 高くないでしょ? 投資価値あるでしょわずかこれだけなら…
(注1)最近の同メーカーのマウスは3年が主流みたいです。
ちなみにちょっと前に登場してたEX-100も5年…
(注2)当然ながら保証期間をきっちり過ぎたら必ず壊れる、なんて
ものでもないですから。人によっては10年とかもつでしょうし。
あと一応電池代を無視したことは断って置きますが…利用環境、使う電池に
よって損耗率は多少の上下があるでしょうし。ただしカタログスペック上
単三電池2本で1年もつものを平均5回替えるだけの価格を計上するって…
そらほとんど誤差ですよ。誤差。