華麗にスルー。さておき続けますキー形式についてのまとめ。
前回はメンブレンについて語りましたが今回は同じ方法で
パンタグラフについて進めて行きますよ、と。
…あぁ、すみませんメカニカルですが…次回に回します。
これも意外と長くなってしまいましたので。
ではサクサク本文に参ります。
・ パンタグラフ
キー硬度 一概に柔らかくブレが少ない。メンブレンの
一番柔らかいものより柔らかい感じなので是非
勝手に想像せずに一度現物を触れられるのが
よろしかろ、と。
キー追従性 これもばらつきはあんまないですな…
メカニカルと同様高く、早打ちに十分耐える。
しかし後述するとある要素のため早打ちに
ついてはメカニカルに一歩劣るというのが私見。
打鍵音 ほとんどが静音設計されており、余程周りに雑音のない
状況で打たない限りは音を耳で捉えられないほどかと。
耐久性 弱い、というのは聞きませんな…ただ私の所持してるのが
母にプレゼントした、ほとんど使ってないK800だけなので
何とも…
価格 5千円オーバーから1万円オーバーぐらいまでが主流。
要はメンブレンの1個上。
入手難度 現在メンブレンの次に幅利かせてる規格がこの
パンタグラフです。よって大手店舗に入れば
大概数種類程度は触れるかと。
参考動画 ロジクール K‐800
総評…
私もこのK-800以外には家電量販店で触ってみただけですが…
このパンタグラフキーボードの特徴としてキーの打鍵感について
個体差が少ないというのが挙げられるかと。確かに何枚も並べて
選びたい、というなら大きな店に行かねばなりませんが…
少なくともキーを触った感じだけならば余り差が感じられないのですな。
よってメンブレンのように何枚も触り分けろ、とか面倒臭いことを
私も言わずに済むのは実にいいのですが…
言及しときたいのはキーボードのシェイプ、すなわち形や
大きさについてで。これはメンブレンの、多くの単品で販売
してるものについても言えるのですが…最近の流行りに
合わせて薄く、小さく作られてるのですな。
そうでない、時代遅れな(この辺は次回語ることになるかと)
メカニカルキーボードを愛好する者としては…この点が
どうもしっくり来ず。
まず薄いこと…これについて何の文句があるか、と申しますと。
キーの高さがないと押した感覚がないんですわ。
どうしても早打ちしてると手に力が入る。その力を受ける
側のキーに厚みがないとどうしても力をかけ過ぎてしまう。
また、加減しようとしたら却って押せてない。
そうした若干の押し辛さが「薄い」という要素に対して
発生するのですわ。これは初めから薄いの使ってれば
慣れるもんかな…でも人間興奮すれば力入るのは共通だろし…
ちなみにこれがK-800の厚みね。
で、小さく、の部分ですが…えぇ。小さければ打ち辛いですよ。
それは大手メーカーも分ってるようで。文字キーは広く取って
いるのですな。ただそのしわ寄せが別のキーに来る。
そうした…文字だけ押してりゃいい訳ではない方には
決してお勧めできないのがこの形式でして。
…まぁ、歯の奥に物挟まったような言い方ですが。
実際に見て頂ければ分ると思うのですよ。
文字キーの、上の方…
…ね? 見事Fキーが犠牲になってる。多用する人は結構
困るんじゃないかなぁこれ…
という訳で。この規格、確かに打ち易いは打ち易いのですよ。
ただそれはがっつり大量に打つ人向けの話ではなく
それほど打たない人が快適に…という話だろうな、とは
思って頂きたいのですわ。
…うわーやっぱりパンタグラフでもう一項割いちゃった…
次回1回かけてメカニカルやらせて頂きますです。
こうして記事が長くなるんだよなぁ…