…ここに。1つのマウスがあります。バッファロー製マウス
BSMBU01という奴。
実はこいつ。ロジクールサイドの機能として高速スピンと
通常のスピンを切り替えることができるホイールを
マイクロソフトサイドの技術としてブルートラックセンサーを
パク…ゲフンゲフン両方備えた優れ物です一見。
なおボタン数としては5ボタン(ホイール横スライド対応ナシ)。
それでお値段どんぐらいするかというと。
…すんません廃盤してたみたいなので近い性能のもので
取りましたが。まぁこんだけの性能が整って千円しないほど。
実際私もこれ700円以下で買ってます。
…なーんか、一見大層お得な商品に見えますね。
ロジクールやマイクロソフトで同じ性能見ると2、3千円
持ってかれる。だったらブランドモノじゃなくていいや…
という気持ちが働くのはある程度人間の弱さとして
致し方ない部分がございますです…
あいや待たれい。以下を見ても果たして同じ考えを
持っていられるか。
そう、まぁ今回のテーマとしては。
これから買う皆様がうっかり地雷を踏んで
しまわれぬよう、という趣旨ですよ。
…これ買った時点で既にロジクール、マイクロソフトのマウスを
持ってましたからね。快適なものは知ってる訳ですよ。それと
比較してアラが出て来る出て来る。その中で特に耐えられない
ものを2例、以下に実例として示してみますが。
第一に「サイドボタンの位置」です。
…まぁご覧の通りこの辺にある訳ですが…
これを。いざ実際に持ってみたとするとどうなるか。
…大きな問題は2点あります。まずは
常に指が触れてるところにボタンがあること。
これのお陰でサイドボタンの誤プッシュが多い多い。
多くの場合ブラウザゴー、バックに割り当てられてますから
不意に見たいページが直前に表示されたページに戻って
しまうのです。
そしてもう1点。どちらのボタンも同じく指の腹で押す位置に
あること。これもまた誤プッシュを引き起こし易い原因で。
指を数ミリずらして押すだけ…じゃ操作ミスもやむなく。
ちなみに模範解答として…ロジクールのMX-620
MX-Revolutionの2例を載せとくと。
…見事どちらもクリアしてるのがお分かり
頂けるかと。押そうと思わない限り触れてない
位置にボタンがあり、また2つのボタンは
指先と指の腹で押し分けられる。故に誤操作も
ほとんどなく。
そして2点目。ホイールスピンの音がとんでもなく
うっさいということ。これはもう実際に見てもらえば
分るかと思うのですが。もう一度比較対象として
同様に高速 /通常速度スピン切り替え機能を持っている
MX-620、MX-Revolutionに登場して頂きますが。
BSMBU01…
MX-Revolution…
MX-620…
…ね? どんだけうっさいかご理解頂けたかと…
まぁそもそも値段が違う、というのもあるのですが…
総じて。何となく微妙感はご理解
頂けたかと。マウスなんてそう滅多に壊れるものでは
ないですし…使い辛いのを我慢して数年単位で
使い続ける、というのはなかなかに苦行です。んな
ことせんでも初めっからしっかりしたもの買っとけば
後顧の憂いもない、というものです。
ちなみにエレコムも…同様の噂を聞く爆弾メーカーですが。
…これがさっきのバッファローと同じ価格で購入した
奴です。2ボタン1ホイールのシンプルな奴…
価格的にお得感はないものの奇をてらった作りはして
おらず、目立った文句はせいぜいホイールスピン音が
少々高いかな、という程度です。
まぁエレコムに関しては出る文句が「壊れ易い」で
統一されてるので…使ってれば壊れるもんだ、消耗品だ
と割り切って使う範囲ではいいものなのかも知れません。
しかし。買い換えた時点でまた気に入ったものを探す手間が
あるというのも事実。やはり初めから壊れないものを買うのが
ベストかと…
てな訳で。くれぐれもお気を付け召されるよう。
とクリスマス更新らしからぬ夢も希望もない話で締めます。