さて。予告させて頂いた通り、今日はマウスメーカーの
2大ブランド、ロジクールとマイクロソフトについてお話します。
えぇ。ここでさんざっぱら多ボタンマウスのお話をさせて頂いたかと
思うのですが。2ボタン1ホイール、有線のマウスを使ってる方は
そろそろ「俺も1個ぐらい持ってみるかな」という発想に至ったかと
思われます。そんな時店頭で。千円もせずにここで記載された
ようなマウスが売ってるのを見かける。メーカー名見てみると
「BUFFALO」だとか「ELECOM」とか書いてあって。渡りに
船、とつい買ってしまう…
…のはやめた方がいいんですよ。ことマウスにかけては
「安物買いの銭失い」ということわざが見事に適応されます。
これも後々紹介するつもりですが…特にあの手のメーカーの
マウスは色々ヤバいです。
そんな「安物買いの銭失い」をしないために。皆様に
覚えて欲しい単語があります。それが先程から散々
申し上げております「ロジクール」「マイクロソフト」の
2メーカーです。
PC用OSにおいてのWindowsとMacintosh
ゲームのRPGにおいてのドラクエとFF、コーラに
おいてのコカコーラとペプシの如く、マウスといったら
ロジクールとマイクロソフト。この2メーカーから出てる
マウスは、何ていうか全てにおいて間違いありません。
ただ。それぞれのマウスはそれぞれのメーカーにしかない
特色がありますので…大まかに紹介して置こうかなと。
まぁ大まかに目を引く機能的な特徴をそれぞれ以下に
まとめるとこんな感じになります。
ロジクール
1・Unifyingレシーバー
2・6ボタン以上の多ボタンハイエンドマウスが豊富にある
3・強いエルゴノミックデザインで右手にフィット
マイクロソフト
1・BlueTrackセンサー
2・4ボタンタイプ等、エントリー、ミドルエンドまでが豊富
3・両手対応、左右対称の多ボタンモデルがある
…とまぁ、こんなところですかね。まずロジクールから紹介して
行きますが。
まず1。Unifyingレシーバーという奴。こいつぁ凄い。何せ
対象のワイヤレスマウス、キーボードを1つのレシーバーで
管理できる、というものです。1個のレシーバーで最大6つまで
USB穴を1つしか消費せずに使えるのです。同じこと
Bluetoothでできるじゃん、とお考えの方。Bluetoothには
弱点があります。すなわち電池のもちが悪いということ。
どんなに長くもつものでも数カ月単位だと思います。
しかしこのUnifying対応のものについては年単位でもちます。
最大3年もつマウスもあるぐらいで。
2と3に関しては。実際にご覧頂ければと。
こういうぐんにゃりとしたデザインのものはマイクロソフトの
奴にはないんですわ。そして…左のMX-620は6ボタン
右のMX-Revolutionは7ボタン2ホイールという変則タイプ
です。対するマイクロソフトはゲーム用のマウスでもない限り
7ボタン以上のものはありません。マウス1個でできることの
数、と考えれば、どうしたってロジクールの方が多いのです。
さて。一方でマイクロソフトの方の解説を始めます。
最大の特徴が1のBlueTrackセンサーです。
文字通り、青い光を使って読み取るセンサーなのですが
この感度が非常にいい。木目やら何やら、結構無茶な面も
読み取ってくれます。
ロジクール側にもより強力な、DarkFieldというセンサーは
あるのですが…最悪ガラスの上でも読めるというレベルで。
これ使ってる奴たっかいんですわ。具体的に比較しますと。
これがDarkField採用モデルで最も安いワイヤレス…
ご覧の通りの価格です。まぁ7ボタンタイプであったり
Unifyingレシーバー対応であったりと、色々オプションは
あるのですが…にしても最も安いものがこれになり、選択の
余地が少ないのは否定できないかと。対して。
BlueTrackはこの価格からある。こうしたホイール
横スライド対応の準多ボタンから…かなりのバリエーションが
あります。
そして2…4ボタンという規格はロジクール商品には
ないのですわ。ホイール横スライド、にプラス右手で
持って親指が当たる位置にもう1ボタンあるのですな。
当然5ボタンタイプのものより若干お安く。お求め易さ
という面ではマイクロソフトが少し強いかな、と。
更に3…これは先日分で紹介してる5000の画像を
貼っとけばいいかと。
こういう、左手でも持てる多ボタンマウスはロジクールには
現状ないのですわ。よって何らかの事情で両手でマウスを
持つ方、あるいはマウスに関して左利きの方はマイクロソフト
から選んだ方がよいかと。
…てなところで。さらっと両メーカーの特色を話しました。
既に取り上げた話題もありますし、今後詳しく取り上げて行く
話題にしてもさらっと予習できたかと思います。
まぁ基礎として、ということで大体こんな感じかなと思って
頂きたく。今後様々話して行く基礎情報となる部分ですので。