さて。コードレスデスクトップEX-100の投入で
キーの打ち辛さについてはかなり解消されたのですが。
それはそれで新たな問題を抱えることになりまして。
初回の更新で申し上げた通り、ノートPCは形状の特性上
モニタは「胸の高さ」、「キーボード1枚分離れる」訳で。
以上を踏まえた上で、前回も掲載したこの画像を見て
頂きたいのですが。
更に1枚分離れてしまった…
まぁ、そもそもモニタが小さい、というのはノートユーザー
共通の悩みというものでしょう。
それでも目のいい方であればそんなに気に
ならないのでしょうがね。私、メガネ付きでようやく
運転可能程度の視力なんですよ。
もう、見辛いの何の。
何とかならんもんか。そう考えて。PCに下駄を履かせる
ことにしてみました。
…こんな感じで。
そもキーボード、マウスはEX-100のものを使いますから。
ノートPC据え付けのキーやタッチパッドの存在は無視してOK。
斜めってても無問題なのですよ。
一方で、これでモニタの高さが上がりました。
顔の高さに大分近くなり、大分見易く。
これでかなり、モニタの小ささも誤魔化せました。
EX-100のキーボードが差し挟まれたことと
差し引きしてもお釣りが来る感じで。
…まぁ、ご覧の通りの道具ですから。
作り方なんてものを書くのも間抜けた感じがしますが…
一応書きますと…
材料は以下をご用意頂ければ…
① ノートPCが乗る程度の広さを持つ木の板。
(長さ的にはノートPCが乗るものの1、5倍程度もあれば十分かと)
② 釘数本
③ ハンマー
④ のこぎり
⑤ 几帳面な方はノギス(ホラ、大工さんが使うL字に曲がったものさしですよ)
辺りとかが欲しいというかも
…まぁ、ここまで話した時点で分るよね…で済まされないのが
この手のブログの宿命と申しますか。さぁ作り方を書いて
行きますよぉ! 妙にテンションを上げてますがこうでも
してかんとどうにも、という単純な作業ですので…
① お手持ちのノートPCのヒンジを限界まで広げてみる。
どの程度の高さの台があれば、限界展開時にモニタが
机に対して垂直になるか大体目分量でイメージ。
失敗がないよう多少甘目に考えるのがコツ。
几帳面な人は紙の上に直角三角形とか書いたり
木の表面にノギス当てて正確なラインとか書いたら
いいんじゃないかと思う。私はしないけど。
② まずノートPCの底面を乗せる板を切り出す。
この時、ちょっと底面より長めに切り出して置きましょう。
③ ①の作業で適当に(几帳面な人は図形とか書いた末に正確に)
考えた台の高さを思い浮かべ、机と②で作った板と今切り出す板で
直角の部分が上に来るような直角三角形をイメージ。
それに必要な高さの板を切り出しましょう。そして①の板と釘で
打ち付ける、と。
④ このまま乗っけたのではただの坂ですから。ただ乗せただけでは滑り落ちて
しまいます。直角三角形の最も鋭い角の上側に、ちょこっとだけ板を
打ち付けます。
…これで完成。ね? 簡単でしょ? てか見ただけで分るものを何故
言葉を尽くして解説してるんだろ…と打ってて若干の空しさに襲われましたよ…
ちなみにこの台、2号機に当ります。現在では1階の、テレビ見ながら環境で
3号機が稼働中ですが。
これですね。
ちょっとコンパクトになってます。もちろん、不要な時は仕舞って置くものですから。
小さいに越したことはありません。
何もノートPCが乗る面を100%カバーしなくてもいいのですよ。
意図的に揺らしたりしなければ、の話ですが
半分ぐらいの幅でしっかりとセンターに乗せれば、十分安定して立って
くれます。
…2号機、3号機、ということは1号機もかつては存在した訳で。
なおそれは「本来4脚で立っていた網状の台の2脚を外し、角の
代わりに2脚の間に位置するところに割り箸で脚を立てて3脚の台とし
ノートPCは完全に台の上に乗せて割り箸側から手を差し入れ
台の下にあるキーボードをいじる」といった大変不安定なもので
ありましたので…さすがに廃棄しましたよんな安定性のないもの。
再現画像も乗せません。真似されても困る代物です。
よくよくぶっ倒れますから。PCが壊れる危険性があります。
いやマジで。
さて。この台から学んだことといえば。
「いざとなったら木材とのこぎりで結構何とかなる」
…ゲフンゲフン嘘々さすがにんなふざけた結論出しませんよ。
改善すべき環境はマウス、キーボードに留まらない、ということです。
もっと包括的に色々考えてみれば、もっともっと快適になるのではないか。
更に可能性に広がりを持たせてくれた一品です。
…と。綺麗な建前はさておき。実は先程冗談で書いた
「いざとなったら木材とのこぎりで結構何とかなる」ってのも
割と後々重要になって来るんですわ…
実はこういう台、一応ちゃんとした商品はあるのですよ。
ただし定価で3千円ぐらいしますがね…
対してこの台ですが…3号機は板1枚分の価格600円のみ
2号機に至っては捨てる予定のテレビ台から木材を採取してます。
釘やのこぎりなんかは元々家にありましたから…
労力を無視すれば、という前提は置きますが
どんだけコストパフォーマンスがいいかは論ずるに及ばず
というものでしょう。
こんな感じの道具がある、というのが分ってるなら
横着せず作ってしまえば結構節約できる、ってことです。
単純な商品紹介だけでなく、工夫できるところは工夫して
無駄な出費を抑える方法も。せっかくこういうブログを
作ってるんですから、そういう方針も持って進めて
行くべきかな、と。