…某萌えアニメ風に略したらちったぁとっつき易くなったかな、と。
最近モニタの端子絡みの話で若干難しいので。そして
残念ながら今回も、その難しい端子の話です。
今一度ご覧頂きたく。この3枚モニタのメインデスクを。
元来はノートPCに1枚モニタを増設しただけで…
センターにノートPC(下駄履かせて)、右にモニタ、という
環境だったのですが、先日までお話した通り
増設に大した金額がかからないというのが分ったため
せっかくだからもう1枚増やすか、と至極軽い動機で
増設しまして。
…えぇ。単純に右のモニタをセンターに移動させる
プランもあったのではないかと当然のツッコミが聞こえて
来ますが。何も無計画にもう1枚増設したのではありません。
せっかくだからこのモニタ、ゲームに繋げないかな、と。
自室でゲームできるようにできないかな、と。
しかしながら。ほとんどのゲームハードって
赤白黄色で接続してるのはお分かりになるかと。
そして先日まで紹介して参りました
D-sub15pin、DVI24pin、D端子、HDMI端子
とは一致しないことは一目瞭然です。
私の購入したモニタは低コスト型、最低限の
D-sub15pin、DVI24pinだけを実装したタイプ
当然ながら接続できません。
そのままでは、ね。もちろん裏技があります。
今日皆様に知って頂きたい道具は
アップスキャンコンバータといいます。
横文字が難しいのならば解説致しますと
端子から送られる信号をより上位の端子を使って
出力できるようにする変換器のことです。
えぇい百聞は一見に如かずです。これをご覧あれ。
ご覧あれ。こやつです。右から左に変換してます。
黄色が見事にD-sub15pinに変わってるのが
お分かり頂けるでしょうか。
こいつだけで例が足りなければ、大型家電量販店に
行くと飾ってあるPSPの画像をHDMI端子から出力するアレも
大まかにはアップスキャンコンバータと言えましょう。
や、PSP自体にはD端子で出力する機能しか本来ない
はずなので。DからHDMIならばアナログからデジタルに
変換してるので。
これでバッチリネ!
…とは行かないんですよ。
ご覧下さい。これがアップスキャンコンバータで変換した黄色で
出力してる画像ですが。正直あんま綺麗じゃねぇなという感想を
抱くかと思われます。
…元々黄色ってあんま綺麗な発色出してないんですわ…
というより長所は汎用性、性能は最低限、といったところで。
なお正式名称はRCA端子と言うのですが…
上位の端子としてS端子を受け入れるモニタ…テレビも
ファミコン、スーファミ時代から結構売られてるぐらいで。
まぁ言っちゃえば時代遅れではありますよ。
恐らくHDMIに取って変わられるものかと…
話が逸れましたがただでさえ旧式、低性能の規格を
更に変換器で無理矢理変換してる訳で。
機械の使い方として理想的な状態ではない…
かなり無理のある使い方であるのは否定できません。
だもんで。最低限TVに赤白黄色直に繋いで
映す画質、とすら行かない。
具体的に言えば…これはモニタとの相性もあるのですが
画像が全体的に暗いんですわ…まぁ画面全体が明るい
ゲームであれば「少し違和感があるかな」程度のものですが
暗い雰囲気のゲームだともう最低限ゲームにならない。
最も相性が悪いのがホラーゲームで…
結構PS2では名作が多いジャンルなので勘弁して
頂きたいのですが…
また、PS2はそうやって少し暗いぐらいで何とか我慢ができる
範囲ではあるのですが…PS3、Xbox360は元々赤白黄色で
出力することすら理想的な環境ではないようでそれはもう
次世代機であるにも関わらず却って旧世代機よりも画質が悪い
という事態となりまして。
てな訳で。このアップスキャンコンバータはあくまで
旧世代機だけで使うあくまで間に合わせの道具と
思って頂きたく。
…えぇ。もちろんそこまでで放って置かないのが当ブログです。
新世代機を本来の画質で出力する方法はちゃんとあります。
それを次回でご紹介しようかと。
…と。以上もちまして予告ナシのシルバーウィーク特別増刊号を
終了致します。えぇ。今週は週末に、もっかい更新しますよ。