前回のお話を思い出して頂くために。同じ写真を
もう一度ご覧頂きましょうかね。
…片方の写真は既にご覧頂いているはずです。
ワイヤレストラックボールM570。もう片方は
当ブログとしては初お目見えかと。ワイヤレス
タッチパッドTP500というアイテムです。
トラックボールとタッチパッド。どちらもマウスと違って
そもそも机の上を読んでない。トラックボールは筐体の
中にセンサーがあり、指で動かすボールを読んでますし
タッチパッドは筐体上部をなぞる指の動きを読んでます。
確かにそういう道具を携帯するのであれば、机の上が
どうした状況か、というのに依存しない訳ですから
あらゆる環境に対応できます。
と、いう前に。持ち歩くに際して大前提として
どちらもワイヤレスであるということは重要ですので
お断りします。これが有線だったらノートPC持ち歩く度に
抜き差ししなきゃならない訳ですし、その煩わしさ考えると
余り現実的な選択ではないような気がします。
その上で。マウスも含め。三者三様向き不向きがありますので
ご紹介をば。まぁマウスの利点、不利点は前回まで散々述べた
通り、でほぼ済ませられるのですが…
まぁこの画像を見て頂いて。マウス代表は持ち歩きを前提と
し、センサー最強を証明したM905を、専用キャリングケースに
入れて見せますが。
M570、TP500どちらとも、どうしてもかさばると
いうのはお分かり頂けたかと…M570の方は
バッグに雑に突っ込んだらかなりもっこりしますし
TP500の方はそうでもないですがまぁ横面積は
それなりに必要になります。
またどちらも専用キャリングケースが付属してませんし
構造上の問題もあり…傷がつかないか非常に心配。
持ち運びに若干デリケートな扱いしなきゃなりません。
手製の巾着袋でも作るか…?
まぁその部分解消すればどちらも…先述の通り盤面に依らず
安定したセンサー動作を保証できますが。どうしても
メジャーな道具でない分独特な操作感には慣れが必要で。
それでも明らかにマウス形を意識して作られてるM570に
関してはボールを親指で操作すればいいだけですが。
TP500に関してはそうも行きません。Win7対応の
操作になるのですが…指2本、3本で独特な動きをする
ことで、あたかも多ボタンマウスのようにブラウザバック
だとかそういうのができるのですな。これを一通り
理解しとかなきゃならない。何たって怖いのが誤操作で
そういう特殊操作が働いてしまうこと。一通りの理解が
ないと復帰もままなりません。
しかし。逆にこれらを気を付ければ。あらゆる環境で
安定して動くポインティングデバイスが貴方の手に。
営業職の方だとか、路上でのパフォーマンスが多い
アーティストの方だとか、場を選ばずPCを使う、って方には
かなり魅力的な選択肢だと思われますぜ。是非合わせて
ご一考を。
ちなみにお値段こんな感じ。同クラスの多ボタンマウスに
比べ若干お高いかな…? という程度。でもこの程度なら
それに価値見出す人はいるだろし…それなりに納得できる
お値段だと思いますぜ。